「こどもが泣いたり騒いだりするのは、当然のこと」

という共通認識を持ち、イヤイヤ期のこどもを持つ親が、肩身の狭い思いをすることなく、安心してこどもを育てることができる、そんな社会の実現に向けた第一歩として、イヤイヤ期Tシャツを作ることにしました!

日本では、電車の片隅で泣いている赤ちゃんを、「シー、だよ。静かにしようね~」と、周りをキョロキョロしながら、縮こまってあやしているお母さんの姿をよく目にする。
また、「ファミリーレストラン」と呼ばれているレストランの中でさえ、赤ちゃんが泣いたり、こどもがちょっと歩き回ったりすれば、周りのお客さんに迷惑そうな顔をされ、雰囲気を感じ取ったお母さんやお父さんが、「静かにしなさい」と、子どもを怒ったりする姿も目にする。

こんな光景を目にした時、

「日本って本当にこどもを育てるのが大変な国だな」

と、つくづく感じる。

一方、アジア諸国へ旅行に出かけると、飛行機の中では、泣いている赤ちゃんをあやすように話しかけてくれる近くの乗客や客室スタッフ。
ホテルの静かなロビーやちょっと高級なレストランであっても、こどもや赤ちゃんが少しくらいうるさくしたって、まるでBGMかのように誰も気にしていない。
スタバの店員さんでさえ、泣いている子を見かければ、何かを語りかけながら、時には抱っこしてあやしてくれる。

こんな大きなギャップを目の当たりにした時、

「いったいこの差はどこから来るのだろう」

と、すごく考えさせられる。

辿り着いた1つの答えが、

利便性という観点で、日本は高度に成熟した社会である一方、不都合やストレスに対して過剰に不寛容になってしまい、この不寛容さが子育てを辛く大変なものにしてしまっているのだろう

というもの。

日本には、いいところがたくさんある。

ゴミがなくてキレイだし、便利で快適だし、あらゆるところに工夫が施されていて、とても暮らしやすい。

一方で理路整然としすぎていて、“余白”が無い、とも感じる。

ちょっとした不便や不都合でも迷惑と感じてしまい、お互い様感覚や寛容さというものは、失ってしまったのだなぁ、そんな風に感じる。

子供って基本的に秩序を壊すのが仕事みたいなところがあって、子育てにおいて、社会が不寛容というのはこの上なく厳しい環境となる。

そんな中で、特にイヤイヤ期と呼ばれる1歳半頃〜5歳ごろまでの子育てで悩まれるお父さんお母さんは非常に多く、子育て相談もこの時期の育児についてのものがとても多い。

一方で、子供の発達にとってのこの時期はどういうものかというと、自我が発達してきて、他人の存在を認識し、自我を形成する上で、自己肯定感や他者への思いやりなどを育む上で、本当に大切な時期。

この時期に、

たくさんわがままを言って、
おもちゃを取り合って、
お友達とケンカして、
大声で泣いて、騒いで、

そうやって、いろいろやってみて

自分の気持ちの表現の仕方を、
やりたい気持ちとの折り合いの付け方を、
他人のことを考えるということを、

覚えていくもの。

それなのに、こどもの空間であるはずの、児童館や公園でさえ、こどもがちょっと誰かにぶつかれば親が「ごめんなさい」と言い、おもちゃの取り合いや、自分の気持ちを主張することさえ、満足にできないこどもの姿をよく目にする。

こども達は失敗する経験がどんどんなくなって、成長する機会を奪われていってしまう、そんな危機感を覚える。。

こども達は、”経験を通して”初めて物事の因果関係がわかるようになり、

「こうやったら、こうなるのかぁ」

とか、

「自分がこう言ったら、相手がこう思うんだぁ」

とかを学んでいくもの。

こどもたちが思いっきり失敗して、たくさんの経験できる、そんな社会を実現したいな、と心から思う。

そのためには、無秩序なこどもの行動を許容できる寛容な社会が必要であり、子育てデザイナーズ協会が世の中の皆さんへお願いすることで、そんな社会が作れないだろうか。

そんな想いを込めて、

イヤイヤ期Tシャツを作成することにしました!

イヤイヤ期Tシャツのコンセプトは、

“お守り”

イヤイヤ期Tシャツは、社会に対するメッセージであると同時に、

「のびのびとこどもを育てたい」

というお父さんお母さんの願いを叶えるための、“お守り”!

そして、そんな想いを持つお父さんお母さんへの応援メッセージ!!

自分のこどもがいい子にしてないのって、時としてとても辛い。
こどもは失敗から学ぶと分かっていても、ついついこどもの行動を制限してしまう。
そんな時にイヤイヤ期Tシャツを見ると、少し勇気づけられる。

さらに、イヤイヤ期であるということを、周り“宣言”することができる!

外で自分のこどもがイヤイヤしている時に、

「すいません、うるさくて。
今ウチの子イヤイヤが激しくて…
でもこどもはいろいろ失敗しながら育つものなので、親としてはそれも大切にしてあげたいと思っていて…」

なんてイチイチ言い訳しなくても、イヤイヤ期Tシャツを着せておくことで、イヤイヤ期であることが周りの人に伝えることができる。

そんな、想いを込めてイヤイヤ期Tシャツを作ってみます!

たくさんのこどもたちがイヤイヤ期Tシャツを着て、
イヤイヤ期Tシャツの認知度が上がり、
社会がこどもに対しての寛容さを取り戻した時、
イヤイヤ期Tシャツのがお役御免となる日がきっと来ると思います。

いつか来るそんな日を夢見ながら、「イヤイヤ期Tシャツ作成プロジェクト」始動します!